腱鞘炎について

腱鞘炎という言葉は皆さん知っておられると思います。

 

腱とは筋肉の端っこの骨と筋肉をつなげている組織です。

 

その腱の周りの腱鞘に炎症が出ているのを腱鞘炎といいます。

腱鞘の鞘という字は刀の鞘(サヤ)と書きます。

 

 

腱と腱鞘の間には滑液という粘り気のある液がありそれが腱と腱鞘の摩擦を抑えます。

基本的に腱鞘炎は使いすぎが原因で腱と腱鞘の摩擦で炎症になりやすいのですが、

デスクワークなどそこまで酷使していない方にもなります。

その場合は滑液が排出されるリンパの流れが滞りどろどろになった滑液が摩擦の原因となると考えます。憶測ですが。。。

私も3年ほど前から1年前まで右手の小指が90度までしか曲がらなくなりました。

この業界に入り20年経ちます。

使いすぎが原因でないのに何故なのかわからなかったのですが、

クラシカルオステオパシーの原則で体の体液の還流を良くするという考えのもと、

前腕から胸までリンパを流すイメージで自分で施術を施していった結果、現在では痛みはまだ少し感じるが、指は拳が握れるほどに曲がるようになりました。

最近では筋肉、筋膜のリリースにリンパの流れを考え施術することで以前よりも施術効果が上がりました。

 痛いところだけを治療していてなかなか良くならない方は、当院へお越し下さい!