当院で行う治療法について
当院の治療方針
患者さんの痛みが出ることのない体に導くことが第一。
当院では痛みの出る原因は血液リンパなどの循環不良と考えます。
では、なぜ循環不良になるかを考えると、
まずは姿勢。
猫背であったり、反り腰ならばそのカーブの頂点付近の関節、筋肉、靭帯などの軟部組織に負担がかかり循環障害を起こしたり、その負担のかかる背骨からでる神経の流れを悪くし、その神経に関係する臓器の機能低下を起こし、循環不良ということになったり、炎症を起こし病気の原因となることもあります。
例えば膝が痛くて膝だけを診る、ということもありだと思いますが、
膝が悪くなる原因で、そのヒトの立ち方、立っている姿勢で膝に負担がかかっている
ならその姿勢を改善しなければいつになっても、
膝の痛みからは逃れられないと思います。
当院では痛みのある箇所だけでなく全身を診ることを大事に考えて施術を行い
患者さんの痛みを出来るだけ早く解消できるよう努力しております。
1874年アメリカ発祥のオステオパシーという療法がイギリスに渡り、ATスティルの技法をJ・Mリトルジョンに引き継がれジョンワーナムにより体系づけられたもの。
オステオパシーには様々なテクニックがあります。
当院ではクラシカルオステオパシーというテクニックです。
てこを利用し、リンパ、脳脊髄液などの身体の体液、神経機能、筋肉、筋膜などの組織を調和、正常化させる療法。
テクニック(技法)自体はとても地味です。
しかし、思想、理論は私の理想としたテクニックです。
カイロプラクティックとは、アメリカ発症の療法であります。
背骨が歪み、神経の流れが悪くなりそれに関連する組織に障害が起き痛みを引き起こす。歪みを調整し神経整理機能を正常な状態にし痛みなどの症状を回復させる療法
ロサンゼルス在住のDr本間に現地まで行き学んだ療法。
カイロのテクニックであるAK、タッチフォーヘルスを大変わかり易くしたテクニック。
筋肉反射、神経反射点、脊椎点、経絡、脳神経反射点、メタファーなどを用いて身体と心のバランスを調節する施術です。
痛みの原因にストレスも関係あると思い学びに行きました。
当院の基本的な方針は、カラダの全体を診て施術します。
よって、よくある接骨院のように保険を使って数百円で、電気、ローラーベット、
10分位のマッサージとういう流れの施術は致しておりません。
そういったものを希望のヒトには当院は向いておりません。
当院では何故そこに痛みが出るのか、
そこに筋肉の緊張を生じさせるかを考え施術します。
ただ、肩こり、腰痛を治す、痛みを取るというのであれば、肩を揉んだり痛み止めを飲んでおとなしくしておけば楽になると思いますが、また痛みがぶり返します。
このサイクルを少しでも変化させ痛みの出ない体にしていくことが本来の目的だと思います。患者さんからしてみれば、すぐに目の前の痛みをとってほしいと思うことでしょう。
私達、徒手療法家は患者さんの体に触れ、患者さんの体で起こる生理的な反応を起こさせ、患者さん自身の治癒力を高めてもらい患者さん自身で治ってもらう他ありません。
クラシカルオステオパシーというテクニックはとても地味で派手でなく、
強く押したりしません、強揉みに慣れたお客さんなどには受けは良くありません。
しかし、本当に体を良くしたいという方には適した療法だと思っております。
患者さんに良くなってもらうために、切磋琢磨してコツコツとクラシカルを極めていきたいと思っております。