坐骨の痛み

坐骨とは、おしりの下の出っ張っているところ。

 

最近2ヶ月前から来られている患者さん。

 

2年前から坐骨が痛くなり座ることが出来ず立ってデスクワークの仕事や生活をしていたそう。

 

当院に来られる前には、10件ほど病院や鍼灸、接骨院、などこまめに通院していたようです。

 

坐骨の痛みだと坐骨神経痛や、梨状筋症候群、など考えられることが多々あります。

 

いままで通院していたところでは、梨状筋に対して施術したり、臀部の筋肉を緩めたり、針を坐骨周辺に打ったりしていたようです。

 

それでもなかなか痛みが取れず2年間も我慢されていたようです。

 

私の見立てでは、単純にハムストリングの使いすぎでハムストリングの付着部の坐骨に炎症が出ているだけかなと。。

 

なぜ10件も色々な治療院、病院にいっていたのにそこを攻めなかったのか不思議です。。

 

話を聞くとランニングを月に何百キロと走っていたとのこと。。

 

 

そして膝から下、下腿のねじれがあり、捻れたまま長距離を走れば負担も大きくシンスプリントや膝の痛み、など様々な脚の痛みが出てくると思います。

 

そしてストレッチなどをすると伸ばされる痛みとは違う痛みのような痛みを訴えておられました。。。

 

これは神経の痛みかと。。

 

ストレッチで伸ばされ周辺の硬い筋肉に圧迫され痛むか、神経自体の収縮性が失われストレッチで伸ばされ痛むのかはわかりませんが、どっちにしろ神経の痛みだと考え、とても疲れるのであまりやりたくないが坐骨神経、腓骨神経のラインの筋肉、神経をゴリゴリと刺激する。

ソフトな施術でよくするほうがいいですが、私はそんな繊細な技術はありませんの泥臭い施術に最近は向いている。。。

 

現在この患者さんは普段の生活はそこまで気にせず送れているようです。。

 

2年前に来られていたら坐骨部の炎症もひどかったと思うので当院に来ても劇的な変化はなかったかもしれませんと患者さんには言ってあります。

 

なんでも良くすることは出来ません。