オステオパシーは約130年前に米国の医師A.Tスティルによって提唱された医学です。現在全米に23のオステオパシー医科大学があり、米国政府公認の医学として救急医療の分野をはじめ、様々な疾患に対して活用されています。
クラシカルオステオパシーはATスティルとともにオステオパシーの創世記を過ごした
英国のJMリトルジョンによって英国で発展してまいりました。
クラシカルオステオパシーでは疾患の発生を生理学的な過剰反応状態ととらえ、病理学的な変化が生じる前の機能障害の段階から治療を行います。治療は強い力で筋肉を揉んだりするのではなく、穏やかなリズムを用いることにより、身体の緊張を低下させる神経生理学的な治療法です。
クラシカルオステオパシーでは、リンパ液や静脈などの体液の流動性が途絶えたときに疾患が発生すると考えています。そしてそれを阻害する因子としては、筋、骨格系の障害が大きな因子です。一方、人間の内蔵の重量は左右差で同じではありません。
人間が2足歩行をするこににより、骨格にねじりと歪みがしょうじてしまうのはいわば自然な現象ですが、それが高じると、身体の機能を障害する原因になってしまうのです。
人間はもともと重量やストレスに耐える能力を持っていますが、その能力はこのような体の歪みよって減少してしまうため、クラシカルオステオパシーの穏やかな治療によって、こういった人体の構造面の歪みを正常化させることは、人間がもともともっている疾患に打ち勝つ力や、予備能力を増加させることにつながります。
従ってクラシカルオステオパシーの治療は、単に疾患を治癒させることにとどまらず、人間の「健康度」を高めることができる治療であると考えられるのです。
記事引用 日本クラシカルオステオパシー協会より
上記の説明は難しいので当院のクラシカルオステオパシーを簡単に説明します。
1.解剖学と生理学の相互関係を考え施術します
2.自然治癒力を引き出します
3.体液の循環を重要視します
4.痛いところだけでなく全身を施術します。